皆さんこんにちは!フットサルブロガーのポポ(@futsal_popo)です。初心者や未経験者の方に向けてフットサルに関する情報を発信しています。
今回は、フットサルの試合時間について分かりやすく解説していきます。
- 「フットサルって1試合何分?」
- 「プロの大会と一般の大会で試合時間に違いはあるの?」
- 「フットサルの試合時間に関するルールを頭に入れておきたい!」
上記のような方々は、ぜひ参考にしてみてください。
フットサルの公式戦における試合時間は?
はじめに、フットサルの公式戦の試合時間について説明します。
fリーグや日本代表戦などプロの世界では、ここで紹介する規定に基づいて試合が行われます。
プロの場合は「20分ハーフ」で試合が行われる
公式の規定では、フットサルの試合時間は「20分ハーフ」だと定められています。
「20分ハーフ」とは、前半20分+後半20分で試合が行われることを意味します。つまり、実際にプレーする時間は40分です。
サッカーの場合は「45分ハーフ」だね!前半45分+後半45分の計90分で試合が行われるよ!
ハーフタイム(休憩時間)は15分
フットサルの公式試合では、15分間のハーフタイムが用意されています。
ハーフタイムとは、前半と後半の間に存在する休憩時間のこと。つまり、フットサルの試合は以下のような流れで進められます。
- 前半:20分
- ハーフタイム(休憩時間):15分
- 後半:20分
アディショナルタイム(ロスタイム)は存在しない
フットサルの試合にアディショナルタイムは存在しません。
アディショナルタイムとは、簡単に言えば「追加時間」「延長時間」のことです。ロスタイムと呼ばれることもあります。
サッカーでは、前半が終わるタイミング、そして後半が終わるタイミングでアディショナルタイムが追加されます。しかし、フットサルの場合アディショナルタイムはありません。ぜひ覚えておきましょう!
サッカーでは大体3分~5分、多いときは6分~10分くらいのアディショナルタイムが追加されるよ!
フットサルの試合時間に関するルールは?
フットサルの公式規定では、試合時間に関する様々なルールが設けられています。以下では、その中でも特に重要なポイントを紹介するので、頭に入れておきましょう。
具体的には次の3つです。
- プレーイングタイム
- インプレ―とアウトオブプレー
- タイムアウト
プレーイングタイム
フットサルの公式試合は、プレーイングタイム形式で行われます。
プレーイングタイム形式とは、ボールがピッチ外に出るなどプレーが中断した時に、時計が止まる形式です。
プレーイングタイム形式では、以下のように試合時間をカウントしていきます。
- 実際にプレーしている時間のみ時計を進める
- ボールがピッチ外に出た時や、ファウルが起こった時には、時計を止める
時計を止めない形式のことは「ランニングタイム形式」と呼ぶよ。サッカーの場合は「ランニングタイム形式」だね!
ランニングタイム形式であれば、時計を止めずにカウントできるので、時間通りに試合が終わります。(アディショナルタイムは追加されますが)。
一方で、プレーイングタイム形式の場合、時間通りに試合は終わりません。前半が20分と決められていても、時計は何度もストップするので、実際には30分~50分程度の時間がかかります。ボールがコートの外に出れば出るほど、ファウルが起これば起こるほど、時計は何度も止まり、試合時間は長引くわけです。
フットサルの公式試合は、「前半20分+ハーフタイム15分+後半20分」の計55分で終わることになっています。しかし、プレーイングタイム形式の影響で、実際は1時間半~2時間くらいかかることもあるので注意しましょう。
プレーイングタイム形式できっちりプレー時間を管理しているから、アディショナルタイムは必要ないんだね!
インプレーとアウトオブプレー
インプレーとは、プレーが止まっていない状態のこと。つまり、プレーが実際に行われている状態のことを意味します。
一方で、アウトオブプレーとは、プレーが止まっている状態のことです。審判が笛を吹いて、試合を一時停止させた状態とも言い換えられるでしょう。この状態において、選手はプレーを行うことができません。
フットサルの公式試合では、以下のような場合にアウトオブプレーとなります。
- ボールがピッチの外に出た場合
- ファウルなどによって審判がプレーを止めた場合
- ボールが天井に触れた場合
上述したプレーイングタイム形式とは、インプレー状態では時計を進め、アウトオブプレー状態では時計を止める形式だと言えるでしょう。
フットサルの公式試合では、主審と副審の他にタイムキーパーが存在するんだ!タイムキーパーはプレーのジャッジは行わず、常に試合時間の計測を行っているよ!
タイムアウト
フットサルでは「タイムアウト」という制度が存在します。選手や監督がベンチ付近に集まり、戦術の確認や修正を行うのが一般的です。
バスケットボールやバレーボールではよくタイムアウトが取られているね!
以下の2つの条件を満たした場合に限り、各チーム1分間のタイムアウトを取ることができます。
- ボールがピッチ外に出たタイミングである
- 次のプレーがマイボールで始まる
ただし、タイムアウトは、前半1回・後半1回しか取ることができません。前半タイムアウトを取らなかったからと言って後半に2回取れるわけではないので、注意してください。
フットサルの一般大会における試合時間は?
上述の通り、フットサルの公式試合は「20分ハーフ」で行われます。しかし、これはあくまでもプロの世界における話です。
私たちが参加するような一般大会の場合、試合時間はどうなるのでしょうか?
試合時間は大会によって異なる
フットサル初心者・中級者が参加するような一般大会の場合、試合時間は「20分ハーフ」よりも短いケースがほとんどです。
具体的な試合時間は大会によって異なりますが、1試合8分~15分くらいが相場だと考えてください。6分ハーフの大会もあれば、ハーフを設けずに12分一本の大会もあるでしょう。
ローカルルールが適用されるケースが多い
一般大会の場合、大会ごとに独自のローカルルールが適用されるケースが多いです。
例えば、以下のようなルールです。
- プレーイングタイム形式(時計を止める形式)ではなくランニングタイム形式(時計を止めない形式)とする
- タイムアウト制度は不採用
私たちが参加するような一般大会は、より簡単なルールでみんなが楽しめるようになっています。
初心者・中級者の場合、公式の規定をしっかりと覚える必要はないと言えるね!
小学生や中学生の場合の試合時間は?
小学生や中学生の大会では、試合時間はどうなるのでしょうか?
この場合も、試合時間は大会によって異なります。
ある程度規模の大きな大会では、「10分ハーフ」「15分ハーフ」のケースが多いです。一方で、規模の小さな大会では、「6分ハーフ」「15分1本」などのケースもあるでしょう。
大会要項や大会規定をしっかりと確認しよう!
フットサルの練習や個サルにおける1試合の時間は?
練習や個サルにおいて、ゲーム形式のフットサルを行う場合、1試合何分に設定することが多いのでしょうか?
もちろんこれもケースバイケースなのですが、1試合5分~10分程度に設定するのが一般的だと言えるでしょう。
個サルとは「個人参加型フットサル」のことだよ!
まとめ|フットサルの試合時間について
フットサルの試合時間について解説しました。まとめると以下の通りです。
- 20分ハーフ(前半20分+後半20分)
- ハーフタイム(休憩時間)は15分
- プレーイングタイム形式(時計を止める形式)
- タイムアウトあり
- 試合時間は大会ごとに異なる(8分~15分くらいが一般的)
- ローカルルールが適用される
大会のルールや規定をしっかりと確認することが大切だね!
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